+ 建築家・内井昭蔵氏の回顧展へ + [芸術的なもののお話]
ちょっとしたご縁があり、建築家・(故)内井昭蔵氏の展覧会に行ってきました。
『内井昭蔵の思想と建築』
場所は内井氏が設計した世田谷美術館です。
建築の事は全くわからないのですが、大きな模型や設計図面など普段目にする
ことのないものを見ることは刺激になりますね。
ただ、やはり素人なので一番のお気に入りになったのは建築とは関係のない
絵本でした。(ごめんなさい)
クリスチャンだった氏が書いたもので、色使いがすっごくかわいかったです。
会場では電子ブックになっていましたが、紙の本として出版して欲しいです。
ちなみに私はその絵のポストカードをセットで購入しました!!
+ マニュエル・ルグリの新しき世界 + [芸術的なもののお話]
少し前になりますが、マニュエル・ルグリの新しき世界 Bプロ を観てきました。
Bプロには『ルグリ輝ける世界のスターたち』という副題が付いているだけあって
見事なラインナップでした。
筋肉の動きも息遣いもわかる、前から1ケタ台のよいお席に最初から大興奮。
一番のお目当てはやはりルグリ×ギエム。
ふたりが登場したとたん、泣きそうになった私です。
もう二度とこんな素晴らしい舞台には、スターには、出会えないのでは・・・。
そんな風に思えるほど、ふたりの世界はあまりに美しく、素晴らしく、胸が苦しく
なるほどでした。
+ No Man's Land (ノー・マンズ・ランド) + [芸術的なもののお話]
美味しいものをいただいて、おしゃべりに花を咲かせた後はレストランのすぐ近く
で行われていたイベント、No Man's Landへ。
ずっと行きたかったのになかなか行けなくて焦っていたのですが、会期が延長
されたおかげで、何とか間に合いました。
思っていたよりもたくさんの作品が、いくつもの小部屋に展示されていました。
現代アートは正直言って理解しずらいものもあるのですが、全体的にはとても
面白かったし、刺激的でした。
まぁ、アートをアタマで理解するなんてしなくていいことなのかもしれないですし、
こういう空間は迷路のような非日常的な感じでとても好きです。
まだまだ色んな作品があって、写真もいくつか撮ったのですが、とりあえず今回
はこの辺で。
+ 美しきもの + [芸術的なもののお話]
Rubyは良くこうして窓に映る自分の姿を見ていたように思います。
外でもショーウィンドウの前などが好きでした。
ナル!?(笑)
それはさておき、やはり美しいものを見るのは目の保養になるものです。
シルヴィ・ギエムとアクラム・カーンのコラボレーション、『聖なる怪物たち』は期待
通りの素晴らしいパフォーマンスでした。
セリフがあるというのも新鮮!!
いつものストイックさ200%のギエムとは少し違う姿を見ることができたように
思います。
それにしてもこのふたりの身体は物語のようでした。
+ フォト・ドキュメンタリー + [芸術的なもののお話]
「セバスチャン・サルガド アフリカ」展に行ってきました。
お気に入りの番組、日曜美術館で紹介されているのを見て、どうしても行きたく
なってしまったものの、なかなか時間が取れずにいました。
でも何とか最終日に滑り込んで・・・。
本物の力に圧倒されて帰ってきました。
惨状と美。
ドキュメンタリーとアート。
そのバランス。
時間がなくてとりあえず図録だけ買ってきたけれど、次は木村伊兵衛とアンリ・
カルティエ= ブレッソンです。
+ この2つの小説の交わる場所は + [芸術的なもののお話]
この写真でピンと来たひとは読んだひと。
私は偶然に少々驚きました。
色々繋がるものです。
ささいなことだけれど。
+ 素敵なクラフト作品 + [芸術的なもののお話]
一日にいくつもの予定を入れるのは気持ちが落ち着かないので好きではないの
ですが、この日は縁あってお知り合いになったクラフト作家さんの展覧会最終日。
前後の予定に追われながらも”どうしても行かなければ~~~!!”とギャラリー
が閉まるギリギリに駆け込んでしまいました。
(それも迷惑ですよね・・・)
細かい、細かい作業を根気よく行った先には素晴らしい作品が。
驚きと共に、紙の温かみと作家さんの穏やかな性格に癒された私です。
+ ひとつで十分 + [芸術的なもののお話]
アダム・クーパー × ウィル・ケンプ
英国ロイヤル・オペラ・ハウス製作 『兵士の物語』 を観てきました。
ダークな物語。
とてもじゃないけどHappyな気分にはなれないラスト。
ですが・・・
「幸せはひとつで十分。ふたつを望めばすべてがなくなってしまう。」
「ひとつの幸せを大事にする心がなくて、幸せなんてありえましょうか。」
こんなメッセージに気持ちが引き締まる思いがしました。
ちなみに「一緒に観られるなんて!!」とドキドキしていたスーパースターのふたり
より、私は悪魔のマシュー・ハートに惹きつけられてしまいました。
相当不気味でしたけれど。