+ 家でお花見 + [Rubyより愛を込めて]
外の桜は見頃を過ぎても今年はおうちの中でお花見ができました。
いただいた盆栽の旭山桜が満開で美しい。
眺めるRubyさん(のぬいぐるみ)もうっとりしているように見えました。
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+ 大女優の楽屋 + [Rubyより愛を込めて]
あっというまに3週間も前の話になってしまいますが・・・。
当分、こんな記事にもお付き合いいただけたらうれしいです。
たくさんのお花に囲まれたRubyさん。
まるで大女優の楽屋のようだねってみんなで言っていました。
みなさま、本当に、本当に、ありがとうございました。
どれだけ心癒されたことか・・・。
まだおひとりずつにお返事もできていない状況ですので、まずはこの場を借りて
お礼申し上げます。
斎場から帰って来てからもこんなにたくさんの花に囲まれて、Rubyはきっと
にっこり笑って満足していたと思います。
「わたしには華やかなのが似合うのよ」 と。(笑)
14歳のお誕生日のころ
実は私はRubyのお別れは華々しくやりたいなーと思っていたのです。
たくさんの方に来ていただいて、思い出を話しながらお食事でも・・・と。
それが彼女らしいと思っていたので。
場所の都合などもありそれはできませんでしたが、亡くなってからの2日間は
何人もの方に弔問に来ていただき、そしてネット上でも心温まるメッセージや
お花などをたくさんいただき、一瞬でもみなさまがRubyのことを想って下った、
そのことに感謝の気持ちでいっぱいです。
私たちは本当に幸せだったと、心から思っています。
ありがとうございました。
そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
+ 完璧でした + [Rubyより愛を込めて]
Rubyが荼毘に付した日。
車の窓から見えるのは満開の桜・桜・桜・・・。
空と桜の花を交互に見ていたら、Rubyと私の15年間が夢のように思えました。
私にとってRubyは完璧でした。
心も身体も本当に強くて美しくて素晴らしい、尊敬できる犬でした。
そしてその気持ちは昨日また大きく深くなりました。
Rubyの火葬を担当してくださったのは初老の男性でした。
Rubyを見て、それから年齢を聞くとびっくりして、
「それはすごい!」
「15歳のゴールデンは私は初めてだ!」
「15歳には到底見えない!」
「これはもう言うことないですね!!」
と何だか興奮気味でした。(笑)
そして最後のお別れをしました。
直前にRubyとの最後の写真も撮りました。
Kissをして、微笑んで(かなり歪んだ顔になっていましたが)、ありがとうと言って・・・。
私はこの場に着く前は、その瞬間に発狂してしまうのではないかとさえ思って
いたのですが、ずっと桜を眺めていたせいか、気持ちは少し穏やかでした。
待っている間は満開の桜の花が1枚1枚の花びらになってはらはらと散っていく
情景を重い浮かべていました。
美しい情景でした。
そしてお骨上げの時間がやってきました。
胸が苦しくなりました。
きちんと見ることができるか不安でした。
でもそっと目を開けて・・・。
Rubyは骨も美しかった。
白くて・・・本当に美しかった。
斎場の方がまた驚いていました。
15歳とは思えない、と。
本当に強い子だったんだね、と。
Rubyはすべての歯が残っていたのですが、更にそれが焼いても綺麗に顎の
骨に残っていたのでした。
だから長生きだったのだと言われました。
爪の骨(そういうのがあるとは知りませんでした)も綺麗でした。
喉頭も、そして頭を支えているという骨(名前はわかりません)もまったくその
ままの形で残っていて、これも珍しいのだそうです。
食べ物も良かったんだね、と言っていただきました。
脂肪が多いと黒く残ってしまうそうなのですが、それもほとんどありませんで
した。
実際は全体像は全然残っていないのですが、私にはRubyがピンと背筋を伸ば
して、ちょっとツンとしている姿に見えました。
葬儀場でもいっぱい褒めていただいて、Rubyはきっと「当然よ」って言っていた
のではないでしょうか。
そうそう、「普通犬はあんな風に綺麗に目を閉じてないんだけどね」とも言われた
のでしたっけ。
本当に美しい姿で旅立ったRuby。
「この子のDNAは残しておいたら良かったねぇ」と言われて、ちょっと悲しかった
けど、誇らしかったです。
そんな気持ちにもなりながら、実家の近くで以前お世話になった獣医さんの
ところへご挨拶に伺いました。
最初の線維肉腫と初めての乳がんの手術をしていただいた病院です。
先生はカルテを持って来てくださって、内容を確認しながら「こんなに全部が悪性
なのに、15歳まで生きたなんて・・・すごいね」とここでも驚かれました。
あぁ、本当に最後まであなたは完璧だったね。
もっともっと私のそばにいてくれたら更に完璧だったのだけれど、それは出来ない
相談だったのでしょう。
Ruby、それだけが哀しいよ。
あなたのいない人生は、私には考えられない。
<写真>
1枚目:14歳のお誕生日プレゼントを付けたRuby
2枚目:最後のお別れの時、花とおやつ、私のスカーフ、数珠
3枚目:14歳6か月、この日に発作が
4枚目:1枚目同様、14歳のお誕生日の頃
5枚目:美しい姿を見るのが好きでした (14歳3か月)
6枚目:もう一度その笑顔で駈けてきて (14歳3か月)
お返事が全くできずにいますが、感謝の気持ちは日々強くなっております。
ただ、今はRubyの記録を残そうと力を振り絞るのが精いっぱいです。
本当に申し訳ございません。
いつかお返事できるように頑張ります。
見に来てくださって、読んでくださってありがとうございます。
このブログが心の支えになっています。
+ 微笑 + [Rubyより愛を込めて]
愛しい私のRuby。
なんて穏やかな寝顔。
ふと見ると、幸せそうに笑っていました。
素敵な夢を見ているのね。
おやすみ、私のかわいいRuby。
でも少し休んだら、その美しく強い瞳で私を見て欲しい。
お願いだから。
あと一度だけでも。
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たくさんの温かいコメントをありがとうございます。
お返事ができずにいますが、どれだけ励まされていることか。
Rubyも私も感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます。
Rubyは明日午後3時、天に昇っていきます。
+ 幕を閉じました + [Rubyより愛を込めて]
2009年4月6日早朝、Rubyは静かにその15年の生涯に幕を閉じました。
ほとんど苦しむこともなく、安らかに・・・。
Rubyは美しく気高く、私にとって最愛の犬であり、パートナーでした。
見事な15年間だったと思います。
みなさま、今まで本当にありがとうございました。
+ 夜桜見物 + [Rubyより愛を込めて]
ついに夜の食事も拒否するようになってしまったので、獣医さんで点滴をお願い
することになりました。
そして数日前までは必要なかった介助着がまたまた活躍することに・・・。
寂しいけれど、これが老化と言うものなのでしょう。
なんて簡単に言ってはみるものの、弱っていくRubyと向き合うことは私にとって
本当につらく苦しい戦いです。
東京の桜も満開で、オフィス街でもあるわが街では会社員の方々があちらこちら
で宴席を設けていました。
私たちも獣医さんの帰り道にちょっとだけ夜桜見物をしてきました。
今年の桜はRubyの瞳にはどんなふうに映ったのでしょうか。
+ 15歳の大型犬が歩いてきた道 + [Rubyより愛を込めて]
Rubyが15年間歩いてきたのは、ほとんどがアスファルトやコンクリートの道
です。
だから爪は切ることをほとんど必要とせず、むしろ深爪状態になることのほう
が多かったかもしれません。
後ろ脚が弱くなってからはさらに拍車がかかり、靴を履かないと流血の事態
を招いてしまうようになりました。
Rubyの足はRoccaのような小型犬やパピーのようにぷよぷよと可愛らしい
ものではありません。
ですが、美しいと思います。
私には狂おしいほどに美しい15歳の大型犬の足なのです。
以前にも似たような記事を書いた気がしますが、今のRubyの状態を見て欲し
くてまた書いてしまいました。
+ 寝込みを襲う + [Rubyより愛を込めて]
食欲が減退して1週間以上が経過してしまいました。
状態は少しずつ悪くなり、この日は夕方まで何も食べないでいました。
大好きだったものも今となってはすべてお気に召さないようです。
うーん・・・。
食べてくれないのは本当に悲しいですね・・・。
写真は寝込みを襲われてちょっとびっくりのRubyさん。
このように首を持ち上げて起き上がることはできています。
+ お客様大好き! + [Rubyより愛を込めて]
最近食欲が落ちてしまい、夕方近くまで食事を摂らないRubyさん。
最近では起き上がることも面倒・・・という感じになってきました。
でもお客様が来ればこんな風に甘えてみたりして。
心配は尽きず、往診も頻繁にお願いするようになってきたこの頃・・・。
でも彼女は最終的には自分のことは自分で決めると思いますし、私はそれを
そっと支えて見守るだけです。
私にできることは何でもするけれど、Rubyには頑張らせるつもりはありません。
彼女を信じ、彼女の全てを尊重します。