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+ あれから半年 + [Rubyより愛を込めて]

 

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Rubyが昨年の8月25日深夜に緊急入院してから、半年が経ちました。
長い長い半年でした。
その間、つらくて悲しくてどうしようもない時もたくさんありました。

最初の1か月は自分がどう暮らしていたのかもしっかり思い出せないほどです。
でも新規事業の立ち上げのために昼夜問わずで働いていたはずですし、立てなく
なくなったRubyの介護も必死でしていたはずです。
でも自分のことで自分のことじゃないようで、ふわふわと夢の中での出来事のように
思えるのです。

この半年の間には本当に色々なことがありました。
正直言って15歳のお誕生日は迎えられないだろうと思ったこともありました。

退院した時には私のことさえ認識できない風だったRuby。
徐々に良くなるかと思ったら麻痺がひどくなり、横たわったままに。
あえてそういう写真は出していませんが、マリオネットのように身体がぐにゃぐにゃで、
表情もうつろだった時期もありました。

動けないから私を呼び続け、声が枯れて・・・。
何をしてあげたらいいのか、どうしたら泣きやんでくれるのか、途方にくれた毎日。
脳腫瘍、そうでなければ脳炎だと言われ、覚悟を決めて臨んだMRIとCT検査。

そんな日々を乗り越え、Rubyは確実に回復してきています。
今では自分の足で立ち上がり、歩き、トイレも行くことができるようになりました。
もちろんある程度の介助は必要ですし、目を離すことはできません。
ですが15歳と言う年齢を考えたら素晴らしい回復力と生命力です。

「老犬と暮らすということは誰もが経験できることではないのだから、私たちは
幸せなのよ。」
Rubyより先輩のゴールデンと暮らす方に言われました。
本当にそうだと思います。

その感謝の気持ちを忘れずに、1日1日を慈しみながら過ごしていきたいです。
何があっても私とRubyのこころは結ばれているのだと信じて。
明日のことを憂うより、私たちに必要なのは今一緒に過ごせているという事実。

揺れる思いに情けないことを書く日もあるかもしれませんが、どうぞここれからも
見守ってくださったらうれしいです。
たくさんの感謝と祈りを込めて。


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