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+ 振り返る + [尽きぬ想い]

 

Rocca-072.jpg

2年経って、少しゆっくりあの時の事を書けるようになった気がしています。
上の写真はあの日のRoccaです。
彼女は何もかも知っています。

2008年8月25日(月)、新規事業の立ち上げが大詰めに入り、私はこの日も朝
からとても忙しくしていました。
そんな中、Rubyの様子が変化していきます。
昼頃からそわそわと落ち着かなくなり、ふと立ちあがっては部屋の中を歩き回り
明らかにいつものRubyではないのです。

はそういったことが4年間位の間、1年~半年の間に1度位の頻度で起きてい
ました。
もちろん病院にはその都度行って診ていただいています。
理由がはっきりしなかったので、何件もの病院を回りました。
それでもその頻度なら大したことはないということで、ひっかかりを持ちながらも
様子を見ていたところでした。

Ruby-026.jpg

この写真は何度も使っていますが、これが入院前の元気なRubyの最後の姿
なのです。
(そうは言ってもすでに少し様子はおかしくなり始めていたのですが・・・。)

いつ見ても綺麗な子。
全てのラインが私を魅了します。

あの日の一番の後悔は、忙しさに追われてRubyにずっとついていてあげられ
なかったことです。
彼女は我慢強いので、体調の悪さを訴えることがほとんどありませんでした。
でもこの日は私をずいぶんと追い回していました。
それを「忙しいから後でね」と退けてしまったことが今も悔しくてなりません。

それでも今こうしてあの日の事を振り返ることが出来るようになったのは、きっと
Rubyが私の背中を押してくれているのでしょう。
記憶はどんどん曖昧になっていきます。
だからそうなる前に、と。

これを書きながら、私は泣いていません。
泣きながらではなく、しっかりと前を向いて、彼女との日々を綴っていきたいと
思っています。


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ちゃこ

Rubyちゃんの美しさは永遠に色褪せませんね。
今でも写真を見るたびに、あのオーラと、存在感を思い出します。
そして背筋を伸ばさなきゃって。
こうして時間が経つと、また別の形で彼女たちとの付き合いが始まるのかな?って、
最近、そうんな風に思います(笑)
またカンパイしましょうね♪
by ちゃこ (2010-09-01 20:53) 

くわとろ

後悔は誰にでも どんな場合でもつきものです。
Rocoさんも ご自分を責めない様に。。。
それでばかり1年近くも引きこもり状態になったわたしが
いいお見本です。(笑)
今こうして自分の力でRubyさんを語れるようになったRocoさんは偉いわ~
わたしはフーが50%で残り半分はブランかな?・・
人には埋められない 寂しさ・やるせなさ・脱力感などから 
彼らに助けられて あの日から5年が経ちました。
お陰さまで今はもう ウルウルしても直ぐに切り替えられるようになりました。
来週火曜日がBaffyのお命日なんです。
お墓に行って Rubyさんの事何か知っているか聞いてきます~♪
by くわとろ (2010-09-03 13:51) 

DOGLAB

こんにちは お久しぶりです

後悔のない別れなんて ないのかもしれません

私も別れが近いと知っていたはずなのに
ルビーの異常な行動 足が立てないのに 立とうとして暴れる
吠える・・・・
それに対して あろうことか 怒って怒鳴ってしまいました
何日も寝てなくてイラついていたとしても 怒り 悲しみをぶつけてしまったのです
でもなぜか心のどこかで ルビーはそれを許してくれるような気がしてました

いなくなって 今 後悔は いつまでも 忘れないために させられることなのかも
と思ったりします 

苦しい時間は 私にもうがんばらなくていいよ と言わせる必要な時間だったのかな と思いました

きっと すべての事に意味があるのだと思います
たくさん たくさん教えてくれました 感じさせてくれました
ありがとうをたくさん言いたいです

RUBYさんはとてもきれいですね・・・・・きっと今も
by DOGLAB (2010-09-04 18:26) 

ruby

>ちゃこさん
お返事が遅くなってごめんなさい。
ドナちゃんも、とてもしっかりと自分を持っている子でしたね。
私たちは彼女たちから色んな事を教わりましたよね・・・。
私もRubyの事を考えるたびに背筋が伸びるのです。
でもいつになったら彼女のようになれるのか。
もしかしたら永遠に無理かもしれません。
100年早いのよ!ってRubyに言われそうだしね。(笑)
by ruby (2010-09-06 18:12) 

ruby

>くわとろさん
お返事が遅くなってすみません。
5年ですか・・・。
月日の経つのは本当に早いですね。
ブラン君ももう4歳ですものね。(Roccaも)

後悔するためのアレコレは、探せばどれだけでも出てきそうなの
です。
きっと誰でもそうなのでしょうけれど、だからと言って納得でき
るものでもないし、自分で乗り越えるしかありません。
私がこうしていられるのはRubyのおかげです。
泣くのも笑うのも、Rubyの存在があるから。
心の中に、ですけれど。

BaffyちゃんにRubyのこと、ぜひ聞いてみてください♪
by ruby (2010-09-06 18:18) 

ruby

>DOGLABさん
お返事が遅くなってすみません。
こちらこそご無沙汰しております。
私も体力と精神力がギリギリのところでしたので、イライラして
しまったことも多々あります。
ずっと笑っていることはできませんでした。

きっとみんなはそんなことなく、介護できてるんだろうな~と
思うと自分が嫌になりました。
でもそうやって自分のキャパシティの狭さや醜さを知ることが
できたのもあの時間のおかげなのです。
そう、きっと未熟な私のために、そのために作られた時間だった
のでしょう。

>でもなぜか心のどこかで ルビーはそれを許してくれるような
>気がしてました
私も同じです。
いつも甘えるのはRubyではなく、私でした。
by ruby (2010-09-06 18:23) 

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