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+ バライタに魅せられる + [銀塩写真]

 

 

 

昨年、初めて暗室での現像と言うものを経験して、その楽しさに感激した
私ですが、今年はもう少しステップアップしたプリントを体験しました。
バライタプリントはRCプリントより作業の工程に手間がかかり、繊細な扱い
が必要です。
ですが、黒の深み、ハイライトの冴え、そして中間トーンの豊かさなどを
体感してみると、非常に魅力的です。

RCは比較的安価で迅速な処理(と言っても1枚完成させるには小1時間)が
可能ですから、展覧会や発表用にはバライタ、一般用にRC、または作品の
趣旨によって両方を上手く使い分けることが大切なのでしょう。
固定観念に囚われないこと。
これも私にとってのこれからの課題です。

 

<備忘録:バライタプリントの作業工程>
フィルム現像、コンタクトプリントが終わったら・・・
1.ネガをネガキャリアにセット
2.ヘッドの高さを決める
3.イーゼルの幅を決め、ピントを合わせる
4.フィルター・絞りをセット
5.段階露光による現像処理
6.適正露光のチェック
※適正露光が決まるまでテストを繰り返す
7.イーゼルに印画紙をセット
8.露光(焼き込み・覆い焼き)
9.現像
10.停止
11.定着1
12.定着2
13.ハイポ除去(予備水洗)
※理想のプリントが出来るまで7~13を繰り返す
14.水洗促進浴
15.水洗1
16.水洗2
17.乾燥
18.フラットニング
19.スポッティング

 


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