+ ひと目だけでも +

 

大阪のリッツを訪れたのは2度目。
1年7カ月ぶりとなりました。
今回もひとりでの訪問ですが、意気揚々としていた前回とは違い複雑な気持ち
だったというのが正直なところです。

でも相変わらず素敵なお部屋でしたし、コンシェルジュのみなさまも気持ちが良く、
たった1泊でも十分ゆっくりできました。
ラウンジでは美味しい軽食も色々といただきましたし。（食べ過ぎだったかも！）

 

前回の訪問の時にはRubyは本当に元気いっぱいで、まさかその半月後に病に
倒れるなんて思ってもみませんでした。
幸せボケしていた私は、仕事のことや遊びの事で頭がいっぱいになっていたのだ
と、後になって痛感しました。

それなのになぜまた訪れたのかというと、今回も仕事がらみ。
楽しみにしていたEventがあったのです。
でもこのホテルを選んだ一番の理由はたぶん・・・Rubyに逢いたかったのです。
ひとりになってこのホテルでRubyに逢えたなら。
そんな気持ちになっていました。

一通りのことを済ませ部屋に落ち着いた頃、私の頭の中は一つのことで埋め尽くされ
ていました。
「Ruby。」と呼んだら、あのドアの向こうからひょっこり現れてくれるのではないか。
そんな馬鹿な考えが浮かんでいたのです。

でも、もちろんそんなはずはなく、どんなに呼んでも、泣いても、お願いしても、Rubyが
私の前に現れることはありませんでした。
まぁ、そんなことが実際に起きたらちょっとホラー？（笑）
そんな風に冷静に考えながらも、やっぱり泣いて泣いて泣いて・・・。
そして「泣いてるから来てくれないんじゃないか」と思ったり、何だか色々考えちゃって
今考えると恥ずかしいです。^^;