+ イヴ・サンローラン + [少しマイナーな映画が好み]
先日もファッションにまつわる映画の記事を書きましたが、今回もドキュメンタリー
を観たので、そのお話を。
イヴ・サンローランの名前を知らない人はほとんどいないと思います。
エレガントな服を創作し続けている一流メゾンですが、その創設者であり、”モード
の帝王”と呼ばれた イヴ・サン=ローラン の回顧録です。
公私共にパートナーであったピエール・ベルジェが静かに「イヴ・・・」と語りかけます。
どちらかと言えば栄光より苦悩を感じさせるストーリーになっている気がします。
でもそれもまたフランス語の響きと少し暗めな映像とマッチしていて、全体的に
美しく仕上がっていましたので、私は好きです。
(フランス映画が苦手な人は寝ちゃうかも!?)
私は映画の前に本を読みました。
だからでしょうか、ピエール・ベルジェの切なさ、そして愛憎が強く伝わってきて
彼のその後の人生を思うと哀しくなるのでした。