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+ 私的、品格系3冊 + [芸術的なもののお話]

 

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先日カズオ・イシグロさんのインタビューをTVで拝見して、その知的で優雅な物腰が
印象深かったので、まずはブッカー賞受賞作の『日の名残り』を読んでみました。
古き良きイギリスの伝統である執事・・・その中でも最高の執事とは何か?という問い
かけを、主人公のスティーブンスが過去の思い出話をしながら語っていきます。
と言ってももちろん執事についての説明書ではありません。
最終的には人生そのものについての問いかけになっていくのです。

この本を読みながら思い出したのは以前読んだ『品格系』の2冊。
日の名残りの中では品格という言葉が何度何度も人生においてもっとも重要なもの
として出てきます。
(もちろん内容的には全く違うのですが・・・短絡的でしょうか)
Rubyは英国ゴールデン。
彼女にも確かに『品格』が備わっていたと思います。


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