+ シャロンちゃんの思い出 +

 

またひとり、大切なお友達がお空へ・・・。
あと2週間で15歳のお誕生日を迎えるはずだったシャロンちゃん。
ここ数日体調を崩し心配していたのですが、今朝、旅立っていきました。
この写真は2006年の9月に、撮らせてもらったものです。
こんなに幸せそうな笑顔なのは、私の隣に彼女の最愛のパートナーである鈴さん
がいるから。
愛し愛され、濃密な15年だったね。
どんな時も鈴さんを支え、一緒に戦い続けてきたシャロンちゃん。
身体は見えなくなっても、もう少しそばにいて壊れそうな彼女を支えてあげてね。

+ なんて美しい花言葉 +

 

わたしはあまりにも幸せです

こんな花言葉を持つガーディニア（くちなし）を頂きました。
贈ってくださった方と16年を共に生きたゴールデンの女の子との思い出のお花
なのだそうです。
ふたりの関係は素晴らしいものでした。
そしてあまりにもこの花言葉が似合うふたりでした。
いただいたガーディニアは毎日競うように花開き、女性らしい香りを届けてくれて
います。

+ 幸せを願っています +

 

どんなふうに過ごしていても、時間は容赦なく過ぎていきます。
どんどん過去になっていくRubyとの日々。
時間を止めることはできず、そのことに失望したり嘆いたり。
ですが最近強く感じるているのは、Rubyは今、幸せなのだということです。
彼女の大好きな二人（二匹）と一緒に跳ねまわっている姿がはっきり見えるのです。
それはそれは楽しそうに。
私が泣いている時や眠る頃には戻ってきますが、昼間は自由にしている感じが寂しく
もあり、でもやっぱりそれが今のRubyにとって一番なのだと思うようになりました。

愛するものの幸せを心から願う。
そういうことかもしれません。
私たちの肉体は離れ離れになりましたが、魂は寄り添うばかりです。
だからRubyもきっと、会いたくて泣いている私を許してくれていると思います。

+ 大人っぽくなったかしら +

 

Roccaは相変わらずぬいぐるみ系ですが、最近表情がとても大人っぽくなったと
言われます。
こうしてみるとちょっと大きくなったようにも見えますね。

でも・・・。

やっぱりこんなに小さいの～。（約1.6キロ）
ちなみに人間は普通の大きさですが、かたつむりは破格の大きさです。（笑）

+ 彷徨う心 +

 

Rubyの健康状態に異変が起きてから荼毘に付すまでの丸7か月の間、私が自宅
で眠ることはありませんでした。
仕事場の方がRubyにとっては過ごしやすい環境だったので、そちらで合宿生活を
していたのです。
今はRoccaと共に自宅に戻っていますが、この写真のような光景を目にすることは
できません。
1年前のことが遠い昔に感じられたり、昨日のことのようだったり。
私の心はまだまだどこにも行けず彷徨っているのでしょうか。
それでも少しずつ見え方や考え方が変化している自分を感じるようにもなりました。

+ 縁側でひなたぼっこ +

 

犬と暮らす上で床材の選定は非常に大きな問題です。
Rubyと私はマンション暮らしでしたし、メンテナンスやインテリアのことを考えても和室
という選択肢はありませんでした。
でもシニアになったあとのことを考えると、畳ってとっても良さそうな気がします。
足にも、寝ている時間が多くなる身体へのあたりも優しいですから。
Rubyは私の実家にいる時は縁側が好きでした。
そこに座布団を並べてもらって、日向ぼっこをしながら過ごすのです。

+ 母校へ +

 

母校の教会を訪ねて来ました。
それほど長い間通っていたわけでもないのに、つらいことがあると必ず思い出し、
足を運んでしまうのはなぜなのでしょうか。
日曜の礼拝が終わった後でしたが、学校の先生や父兄の方々が残っていらした
ので、今も教会に通う同級生の懐かしい名前を聞くこともできました。
宗教的なものを強く持たない私ですが、母校と言うのはやはりほっとするものです。
数年前にはRubyも連れて行ったのも、懐かしい思い出となりました。

+ 初・熊 +

 

久しぶりにバレエを観に行ってきました。
「熊川哲也振付：ベートーヴェン第九」「バランシン振付：シンフォニー・イン・ C」
2度目のKバレエカンパニー（注：音が出ます）、そして初の熊川哲也さま（笑）です。
今回もとっても良いお席（4列目中央）で、更にはバレエに造詣の深い友人の解説も
あり、大満喫できました。

友人の言っていた通り、熊川哲也さんは別格でした。
そのしなやかさ、高さ、強さ、すべてが美しかったです。
王子様というか、俺様っぷりも良かったです。
夢の世界に癒された一日でした。

+ 私の夢 +

 

もう増えることのないRubyの写真。
でも想い出は数限りなく、本当に毎日が楽しかったなーと、写真を見てはその頃の
ことを思い出しています。
そうは言ってもやっぱりまだうじうじしている私は、「もう一度行っておけば良かった」
とか、「あそこには結局行けなかった」とか後ろ向きな考えに囚われてしまうことも
しょっちゅうなのですが。（苦笑）

ずいぶん昔何かの公募で『あなたの夢かなえます』というのがあって、懸賞などに
応募することはまずないのに、「Rubyとクラフト展（英国のドッグショー）に行きたい」
と書いて応募したことを思い出しました。
残念ながら不採用でしたけれど、私の夢は今でも変わっていないんです。

+ focus +

 

ラブ爺の銀塩写真を見直しながら、Rubyのそれもまたぽつぽつと開いてみる
ようになりました。
昨日の日記の写真もそうして見つけた2枚です。
私は撮った本人なので別ですが、画面を通して見る印象にデジタルとフィルムの
違いはどれだけあるのかな、なんてぼんやり考えています。
そして久しぶりにダークルームに入りたくなりました。（良い傾向です）

もうRubyの写真は増えることがありませんが、私の心のfocusはこれからも
Rubyにピッタリと合うに違いありません。