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+ 変わらない景色と彼女の不在 + [尽きぬ想い]

 

traveel-002.jpg

週末に思い出の場所に行ってきました。
一眼レフで写真が撮れなくなってしまった私ですが、思い切ってカメラを手に
取って、シャッターを切りました。
一枚撮って・・・でもやはりこれ以上は無理でした。


Ruby-091.jpg

食事の時も、フリーの時も、こんな風にくろいでいたRuby。
ファインダーを覗いたら、この姿が見えるかもしれないと思ったのですが、涙で
かすんでしまいました。


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みるくまま

ここに来て、また泣いてしまいました。
みるくのために新しいカメラを買ったのに、練習する機会もなく、ほこりをかぶっています。
被写体がいないのがこんなにつらいなんて・・・!
もう、写真が増えないと思うと、悲しくて・・・!
来週、一緒に行くはずだったところへ、分身ちゃんたちと出かけます。
泣かずにいけるかな?

by みるくまま (2009-05-14 11:17) 

ruby

>みるくままさん
お気持ち、痛いほどわかります・・・。
想い出はたくさんありますが、これ以上増えることはないのだと思うと新た
な哀しみに包まれてしまいますよね。
写真ももっともっと撮っておけば良かった、もっともっと色んなところへ行け
ばよかった。
そんなことばかり考えます。

来週はおでかけなのですね。
・・・泣いてもいいと思います。
私も落ち着いたかと思えばすぐに涙・・・。
急にドバーーーーーーッと出ることもあります。(苦笑)
涙溢れたとしても、分身ちゃん達と静かな、穏やかな時間を過ごして来て
くださいね。
想い出の場所は、涙もきっと優しく受け入れてくれるはずですから。
もちろんみるくちゃんも「ままったらしょうがないわね」って言いながら見守って
くれていると思います。
by ruby (2009-05-14 11:49) 

ターミ姉ちゃん

ラブ爺と歩いたバス停までの小道を一人で歩いていた時、
私は爺様を見た事があります。
正確に言うと、見たような気がした、なのかもしれませんが・・・
爺様が亡くなってそれほど日が経っていなかったのに、なんだかとっても
懐かしい気がしました。
魂はそこにいたのかもしれません。

私の場合、わぁ~っと泣くことはありませんでしたが、ぽかんと頭の中が
空洞になることはありました。
わんこ達の存在感の大きさは、ものすごいものがあります。
こんな事を言ったらいけないのかもしれませんが、家族(人間の)より
ある意味大きいかもしれませんね。
だから心がくしゃ~っとつぶれてしまうのは、ごく当たり前のことなんだと
思います。

ふっと心を静かにしてみると、わんこ達からのメッセージが聞こえてきませんか。
「泣いても良いよ」とか「無理するな」とか、時には
「何やってんじゃい」とか・・・
未だに大事な事の相談は、人間の家族よりも爺様にしている私です。(内緒ですが)

by ターミ姉ちゃん (2009-05-14 16:55) 

dandyママ

私もよ~くわかります。
きっと、あの子たちをお空に送った家族はみんな同じではないでしょうか…
一年目にやっと大好きだった公園に行くことができ、
涙を流しながらいろんな場所で立ち止まり、また泣いて…
やっと行けるようになった朝を思い出します。
大きな大きな大切な大切な存在だったと、マイルを迎えてもまだ
別の存在感を胸の中に感じています。
辛いよね、すごく…

そうそう、みんな泣き虫になる…
たくさん思い出して、泣いてもいいと思います。
後悔だってしてもいいと思います。それが自然なことだと思うから。
そして、写真がもう増えないのは本当に残念です。
Rubyさんはdandyと比べたら羨ましいくらい素敵な写真がたくさん…
それでも増えない悲しさは同じなんですね。
きっと何枚あっても同じなんでしょうね…

でも、私はHirokoさんの写真が好きです。
また素敵な写真を見せてくださいね。ゆっくりでいいから…

by dandyママ (2009-05-14 20:07) 

でめきんとと

大切なものを失って、自分の中の時間が止まってしまっても
いつもと変わらずに時は過ぎていくんですよね。
自然な事なのでしょうけど、とても残酷です。
できる事なら時間が戻って欲しいと願う事があります。
大切な存在、愛おしいものの代わりはないんですよね。
今、傍にいてくれる子はいてもヒカの代わりはいませんもの。
今の私は、時間の経過が「その瞬間」「あの時」の記憶を薄れさせて
しまうのが怖いです。
Hirokoさんの気持ち、とてもよく解ります。
言葉ではうまく表現できませんが。
表現できないような例えようもない気持ちなんですもの。
もしかしたら自分は周りの人に変だと思われるかもしれないです。
夜中に何もない空間に話しかけたりする事があるから。
Hirokoさんはそんな時ありませんか?

by でめきんとと (2009-05-15 02:31) 

ruby

>ターミ姉ちゃんさん
家にいる時よりも、外に出た時の方が強い孤独を感じます。
変わらない街並み、変わらない人々の生活・・・。
でもRubyはどこにもいない、その事実を思い知らされるのです。

私は幻を見ることはあっても、その姿をしっかりと捉えたことがないんです。
(夢は一度だけ・・・)
そしてRubyが傍にいるということを感じることがあっても、「見えなくても
傍にいてくれている」という喜びより、「傍にいるのに見えない」ことに気持
ちが反応してしまいます。
でもそれも変わっていくのでしょうね。
そしてもっと心が穏やかになった時、新しい一歩が踏み出せるのだと信じ
ています。
by ruby (2009-05-15 11:11) 

ruby

>dandyママさん
dandyママさんが思い出の公園に行かれた時のこと、覚えています。
楽しかったはずの場所が、つらい場所になってしまうことの寂しさ、悲しさ、
そしてそれを乗り越えた時の気持ち・・・。
あの時、そんなことを色々と考えました。

写真が見られない、思いだす場所には行けない、そんな話を良く耳にして
きました。
私の場合はどちらも強くは当てはまらないのですが(もちろん涙は出ます
けれど・・・)、写真を撮るのがつらいです。
携帯とかコンデジと違って、一眼レフは気持ちが強く入ってしまうからだと
思います。
被写体と向き合う精神力が今はありません。
でもいつかまたみなさまのところへお邪魔して、たくさんの笑顔を撮らせて
いただけたらと思っています。
by ruby (2009-05-15 11:20) 

ruby

>でめきんととさん
Rubyが旅立ってからも展示会の準備にバタバタと追われていましたが、
ふと外に出た時の太陽の眩しさが哀しかったです。
アトリエでみんなで作業している時は大丈夫でも、ドアの外に出た瞬間に
涙が溢れていました。

ヒカちゃんの代わりは存在しません。
そしてRubyの代わりも・・・。
時間が経って、みんなの記憶からも、そして何よりも自分の記憶からもその
存在が遠くなるのが怖いです。
時間を巻き戻したい。
あの頃に戻りたい。
後ろ向きかもしれませんが、そんなことばかり考えます。

私もRubyに色々話しかけていますよ。
でもすぐに言葉に詰まって、しまってなかなか声にならないです。
by ruby (2009-05-15 11:30) 

coobis

文章を読ませて頂きながらコメント出来ないでいました。
いろんな思いが溢れて来て書けませんでした。。。

あれからも暗いトンネルの中にいるようなのでしょうか。。。?

「傍にいるのに見えない」それに反応してしまう気持ち本当によくわかります。
居てくれるはずなのに、姿が見えない。。。どうやったら会えるの?今、部屋のどこにいるの?と心を静めて探してもあの子も私に姿をみせてくれませんでした。
死にたいんじゃなくて、会うにはどうしたらいいんだろうとそればっかり考えてしまって。

そんな気分の中、びっちゃんが亡くなった5ヶ月後、少しでも気分が晴れる瞬間を求めてハワイに行った事がありました。
上空高くあがり、雲の上に飛行機が達したとき一気に涙が溢れて数時間止まらなくなってしまいました。
。。。かすかな期待があったのです。
もしかして傍で存在を感じられないのなら神様に近い雲の上なら感じられるかなって。。。でもあの子は居なかった。
あの時の胸がつぶされるような思い、今でも覚えています。

それから随分経って、コミュニケーションでびっちゃんが傍に居てくれる事が間違いないとわかった時、同じように涙が止まりませんでした。

えいたんが産まれてから色んな方に、"ベットの中で知らぬ間に起きてても泣かないでニコニコしてる事"を驚かれていたのですが、
それはあの子が母犬の様にお腹で包み込むように守ってくれていた事がわかったのです。
自分が旅立ってから2年後に産まれるえいたんの誕生をとっても楽しみにしてくれていて、その為にどこにも行かずに傍にすぐ戻って来てくれていた。

私が哀しみに沈んでいたあの時も。。。見えない事に泣いていた時も。

だからRubyちゃんも必ず傍にいると私は信じています!
RubyちゃんはHirokoさんを独りにしない、絶対にない。

たくさん声にして話しかけて下さい。
たくさん抱きしめてあげてください。
Rubyちゃんは待っていると思います。

長くなってごめんなさい。
by coobis (2009-05-15 18:39) 

ruby

>coobisさん
ここは私のひとりごとみたいなものなので、読んでくれているというだけで
とてもうれしいです。
いつもありがとう。

びっちゃんとの日々、そしてそれからのこと、前から少し聞かせてもらって
いたけれど、今本当にcoobisさんのあの時の苦しみや哀しみがわかった
気がしています。
もちろんそれぞれの関係も違うし、全く同じ気持ちではないと思うけれど、
愛する者を失った経験を持つ者だけがわかることがありますものね・・・。

私はまだまだトンネルから抜けられずにいます。
もしかしたら抜けたくないのかもしれません。
だってその先にはRubyがいない日常が待っているということだもの。
でもそれは忘れることでも、Rubyを裏切ることでもないってこともわかって
いるんですよ。
ただ、認めたくないんだと思います。

すこしずつ現状を受け入れながら、Rubyと共に歩いている実感も感じられ
るようになるでしょう。
今は姿が見えないことや触れることができない哀しみに押し潰されていて
空の青さも新緑の瑞々しさも私の心を癒すことはできませんが、深呼吸し
ながら、いつか、上を向いて歩けるようになりたいと思っています。
by ruby (2009-05-18 08:47) 

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