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+ フィルムアーカイヴを学ぶ + [少しマイナーな映画が好み]

 

 

大学で映画研究というスクーリング科目を選択しました。
すでに3回の講義が終わり、残すところあと1回となっています。
講義をしてくれるのは映画評論家であり、フィルムセンターの研究員でもある
(現在はオーストリア在任)常石史子先生。
今回は特に“アーカイヴァル”について語ってくれました。

当たり前と言えば当たり前なのですが、何を聞いても普段友達と話している
のとは全く違うレベル・視点での話なので、始めはいつも混乱します。
でもそれがまた楽しいというのが社会人になってからの大学生生活の素敵な
ところなのだと思います。(お気楽とも言う)

毎回授業の後半はフィルムセンターでの映画鑑賞。
近年発見・復元された国内外の作品を観てゆきます。
無声映画や弁士解説付き、そしてトーキーなど貴重なフィルムを何本もみせて
もらえるのはとっても嬉しい!!
内容は超短編から2時間近いものまで様々。
中でも初回に観た
『忠治旅日記』はとても印象に残っています。
国定忠治に関してはあの有名な「赤城の山も今宵限り・・・」のセリフしか知らな
かったのですが、こんなに切なく哀しい物語だったのですね。
国定忠治・・・実在したこの人物にちょっと興味が湧いてきたので、何か本を
読んでみようかなって気持ちになっています。

また、3回目に観たうちの1本、『輝く愛』もよかったな~。
こちらはタイトルから想像するような(笑)男女の愛の物語ではなく、文部省から
の委託を受けて松竹が制作した教育映画です。
主役の男の子が非常にかわいらしく、こんなに清らかな心の子供がいたら天使
だと思ってしまうわ~という感じで、大好きな映画のひとつになりました。
と言っても簡単に観ることができないフィルムなのが残念です。

 


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yukino

Hirokoさん、大学でお写真のお勉強をされているのですね!
どうりで~(方言だったらごめんなさい(>_<))と納得してしまいました(*^-^*)
わたしもお写真のお勉強、してみたいです!

お写真でもフィルムの科目も取るのですね。
ちょっと難しそう・・です。
でも普段は見られない映画を見れたのは貴重な経験でしたね。
by yukino (2007-12-04 23:41) 

Roco

>yukinoさん
写真の勉強と言っても、美術科なので写真の専門学校やスクールとは
全然違う感じです。
写真だけでなく美術科目としての授業もかなり多いので。
でもそういうことも学びたかったのですが。

私はフィルム専門なんですよ~。
デジタルのお勉強もしたいのですが、現像が好きなんです♪
だから映画もデジタルの美し~~~い映像より少し粗いフィルムの方が
好きなのかもしれません。
by Roco (2007-12-05 08:28) 

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